理念について
2026-05-01
代表取締役社長の阿部圭祐です。
このたび代表取締役の就任にあたり、創業当時から使われ続けてきた企業理念を見直しました。
理念は企業の思想の根幹にあたるものであり、本来そう簡単に変えるものではありません。
弊社においても30年以上受け継がれてきたもので、そのベースは一切変えていません。
今回の見直しは、時代の変化を踏まえ、「より今の時代に即した形に磨き直した」というのが正確な表現です。
改めてこの会社と向き合い、「何を大切にし、どこへ向かうのか」を自分自身に問い続ける時間でもありました。
その中で、当社の強みや目指すべき姿が、以前にも増してはっきりと見えてきました。
その想いも含めて、皆様にお伝えしたく、本稿を書かせていただきます。
【企業理念】
感謝と報恩を原点に
進取の精神と知恵をもって
安心と新たな価値をともに創り続ける
■ 感謝と報恩を原点に
これはトーマスホームの原点であり、最も大切にしている考え方です。
仕事をしていく中では、良いことばかりではありません。
むしろ思い通りにいかないことや、厳しい場面の方が多いかもしれません。
それでも、人に良くしていただいた時には感謝を忘れず、 困難な出来事に対しても、それを次に活かす学びとして受け止める。
その積み重ねが、個人としても企業としても、確実に力になっていくと信じています。
■ 進取の精神と知恵をもって
社名にある「トーマス」は、発明王 トーマス・エジソン に由来しています。
(機関車トーマスにもあやかっています。)
エジソンのように、失敗を恐れず挑戦し続けること。
そしてただ闇雲に進むのではなく、知恵を出し、工夫を重ねながら前に進むこと。
たとえすぐに成果が出なくとも、進取の精神と知恵を出し続けることで、経験は必ず次の機会に活かされるはずです。
進取の精神と知恵、この両輪をもって、事業に向き合ってまいります。
■ 安心と新たな価値をともに創り続ける
「安心」については、不動産会社として取引の安全性を担保することは当然の責務です。
その上で私たちは、その先にある暮らしそのものに目を向けてきました。
従前の理念では「お客様と共に豊かな暮らしを築く」と掲げており、その想いは今も変わりません。
しかし現在は、社会・経済・技術、あらゆる面で変化が激しく、先行きに不安を感じる時代です。
そのような中で、豊かな暮らしを実現するには、まず「安心」が必要であると考えました。
安心して暮らせる基盤があってこそ、人は前を向き、より良い未来を描くことができます。
その「安心」できる土台の上で生まれるのが、「新たな価値」です。
例えば、新しい住まいをきっかけに人とのつながりが広がること。
街に新しいお店ができ、人の流れが生まれること。
あるいは環境が変わることで、新しい発想や挑戦が生まれることもあるでしょう。
不動産は単なる「箱」ではなく、予想していた期待を超えて、人の暮らしや可能性を大きく変える力を持っています。
だからこそ私たちは、その新たな価値を常に意識し、創り続けたいと考えています。
そして「ともに創り続ける」という言葉には、強い意思を込めています。
お客様だけでなく、従業員、取引先、そのご家族や関係者まで含め、関わるすべての人と共に価値を創っていく。
お互いが関わり合うことでその人生が、地域が、社会が少しでも良くなる、そんな存在でありたい。
その想いを、この一文に込めています。
【宣言】
私たちは、不動産を通じて安心して暮らせる社会基盤を築き、
人と街の価値を高めながら、豊かな未来をつなぎ続けます。
概ね上記の企業理念にて触れているとおりですが、文末の「豊かな未来をつなぎ続けます」には、強い決意を込めています。
企業は利益を上げ、従業員へは給料を、取引先へは報酬を支払い、税金を納めることで必要最低限の義務を果たします。
しかし、それだけで良いとは考えていません。
企業は街や社会に支えられて存在しているからこそ、より良い社会をつくる責任があり、その価値を次の世代へとつないでいく責任があります。
今だけでなく、その先の未来まで見据えて行動する。
その積み重ねこそが、本当の意味での企業価値だと考えています。
以上の理念を掲げる責任の重さを感じておりますが、まずは自らがこの理念に恥じない行動を一つひとつ積み重ねてまいります。